河野官房長官談話後に発見された日本軍「慰安婦」関連公文書等の公開


河野官房長官談話後に発見された日本軍「慰安婦」関連公文書等の公開について

2014年6月に東京で開かれた、第12回日本軍「慰安婦」問題の解決のためのアジア連帯会議では、河野談話発表後に発見された資料500点以上を提出しました。この中には、1996年に内閣官房外政審議室が出した通達に基づき、河野談話後に「慰安婦」関連資料として政府が認めたものも一部含まれていますが、大多数は政府がいまだ「慰安婦」関連資料として認めていないものです。

提出に際する申し入れ内容をぜひご一読ください。


河野官房長官談話(1993年8月4日)後に発見された日本軍「慰安婦」関連公文書等資料の提出について(2014年6月2日、第12回日本軍「慰安婦」問題アジア連帯会議として安倍首相に文書を提出した際の申し入れ書<改訂版>)

さて、河野談話が発表された1993年8月4日からこの夏で22年が経ちます。政府が河野談話発表までの2年間弱で各省庁などから出させた300点近くの資料には大変重要な資料が含まれていますが、日本軍・政府の組織的な関与がわかる重要な文書群のひとつである警察庁資料が国会議員を通じて公開されたのは1996年でした。オランダ政府が日本軍による「強制売春」に関する報告書を出したのは1994年です。これらの重要な公文書が発見・公表されているにもかかわらず、2007年に第1次安倍政権が出した閣議決定は「河野談話までに発見された文書」のみに基づいて見解を発表するなど、日本政府はその後の研究の発展を無視しています。

そこで、アジア連帯会議に向けて、戦争責任資料センター、強制動員真相ネットワークとともにこれらの公文書の整理・とりまとめをしたwamは、ウェブサイトでこれらの資料を公開したいと作業を進めました。
ここに掲載する文書には英語やオランダ語のものが含まれていますが、すでに歴史研究者等によって検討され、日本語で論文が発表されているものが多数あります。文書の解釈や位置づけ等は「論文一覧」をご参照ください。また、一部、プライバシー保護等のために黒塗りした文書やウェブ非公開の文書もありますが、詳細についてはお問い合わせください。


2015年8月4日 河野談話発表から22年目の夏に
アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)



参考資料
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