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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報ポンペイ州 ポンペイ島
資料にある地域情報ポナペ島、コロニア町
慰安所があった時期
記載内容海軍の守備隊は休暇のときは4キロ離れた本島のコロニア街へ、慰安にでかけているとのことだった。・・・
昭和19年2月17日―。その日は米軍がコロニア町に空襲した日であった。・・・そこはポナペ全域の、銀座であり新宿であり浅草でもあった。将兵たちが飲食できたり、女と遊べる料亭もあった。『銀なべ』は将校用宴会に使われ、内地から女たちがきていた。『大海楼』は下士官用の慰安婦がいた。彼女たちは沖縄の女性だった。また『清波荘』には主として兵士用の女がいて、こちらは朝鮮人の女性がいた。・・・私もしばしば『銀なべ』で遊んだ。・・・いつか横浜からきた女が、「中尉さん、泊っていって・・・・・」とさかんに引っぱったところだった。
証言者秋田武彦
証言者属性日本軍兵士
部隊名第52師団歩兵第107連隊第2大隊
資料タイトルポナペ島戦記 南海の不沈艦
著者、公文書発信者など秋田武彦
公文書宛先
発行日1981.2.25
発行所恒文社
ページ51
出典備考注:証言者はポナペ本島の離島、ランガール島に駐屯していた。
備考
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