出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 東ニューブリテン州 ラバウル |
資料にある地域情報 | ラバウル |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | ラバウルには100人ほど慰安婦がいた。うち80人は朝鮮人女性。昭和18年はじめみなどこかへ去っていった。日本人看護婦も同じ船で全員引き揚げた。この看護婦の一人は手記の中で、船中の慰安婦に向かって、「あたたたちのやってきたことは悪いことです。これからは正業につきなさい」と諭したと書いている。彼女たちが騙され、半強制的に、行先もわからぬまま貨物船に積みこまれてきたことを知っていたら、そんな残酷な言葉は出なかったろうに。 |
証言者 | 奥村正二 |
証言者属性 | |
部隊名 | |
資料タイトル | 戦場パプアニューギニア 太平洋戦争の側面 |
著者、公文書発信者など | 奥村正二 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1993.5.10 |
発行所 | 中央公論社 |
ページ | 177-178 |
出典備考 | |
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