出典種別 | 被害証言 |
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現在の地域情報 | コロール州 コロール |
資料にある地域情報 | パラオ コロール町 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 私は行く所がなく、仕方なしに旅館に泊まりました。その旅館がパラオで紅樹園という特別料理屋で、遊廓の親方が二号にやらしているものでした。・・・主人にあうと・・・品の良い人でした。・・・「海軍の特要隊の女の子の世話でもしてもらおうかな。たしかあんたと同じ船できた若い女の子があるでしょう。あの人たちの家ができたから、そこで帳場をやったり、その子たちのめんどうをみてくれませんか」と言われ、私も水商売をしたことのない身ではなく、渡りに舟と思って行ってしまいました。。特要隊の女の子は、朝鮮と沖縄の人ばかりで、内地の人はいませんでした。沖縄県人の並木さんという人がパラオ特飲組合の事務員をしていて、その人と夜6時から帳場でチケットを売りました。そこでは20人の女の子がそれぞれ番号がきまっていて、マッチ箱のような部屋が並んでいました。 |
証言者 | 城田すず子 |
証言者属性 | 日本人被害者・管理者 |
部隊名 | |
資料タイトル | マリアの賛歌 |
著者、公文書発信者など | 城田すず子 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1971.7.30 |
発行所 | かにた出版部 |
ページ | 60-66 |
出典備考 | |
備考 |