出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | コロール州 コロール |
資料にある地域情報 | コロール島 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | とうじ南洋群島の首都、パラオ、コロール島の一隅には、男性の心を魅く色街があった。鶴の屋、徳の家、春光館など、あわせて200人くらいの売春婦がいた。・・・昭和19年の3月以降は、米軍の猛爆によってコロールの地上のすべては、その色街をもふくめて灰燼と帰したが、媚を売る女性たちの一部は、かろうじて難を逃れ、パラオ本島のジャングル内に隠れたと聞いている。・・・〇〇中将は栄養失調でいまにも倒れそうな兵隊をかりたてて、ジャングルの中に、数寄屋造り家を建てさせ、そこに女を囲ったとか、〇〇少将も、〇〇大佐もやれ女を引っ張りこんだとか、あの大尉と中尉は某女を張り合ったとか、醜聞はあとを絶たなかった。 |
証言者 | 舩坂弘 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 玉砕戦の孤島に大義はなかった |
著者、公文書発信者など | 舩坂弘 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1977.6.29 |
発行所 | 光人社 |
ページ | 98 |
出典備考 | |
備考 |