出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 北マリアナ諸島 サイパン島 |
資料にある地域情報 | サイパン |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | サイパンには大きな町がありましたが、そのかなりの部分を飲み屋と遊廓が占めていました。・・・将校のための待合と普通の兵隊のための慰安所とは、厳重に区別されてました。慰安婦たちは外に出て客引きをしてました。日本人も朝鮮人もいたと思います。・・・女のいる店の奥まで入ったことはありませんでしたが、一度だけ同じ年の軍属の男と飲みに入ったことがあります。私は未成年でしたから本来は入れない。20歳以下は飲みにも入ってはいけない規則になっていた。20歳以下の者は日の丸の記章を胸から下げるきまりで、この記章をしているものは飲み屋でも遊廓でも引き入れると罰せられます。 |
証言者 | 田中豊吉 |
証言者属性 | |
部隊名 | |
資料タイトル | いま老人たちが重い口を開く 戦火の記憶 |
著者、公文書発信者など | 佐賀純一 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1994.12.20 |
発行所 | 筑摩書房 |
ページ | 101-102 |
出典備考 | 田中豊吉「慰安婦船轟沈」 |
備考 |