出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | ランソン省 ランソン市 |
資料にある地域情報 | ランソン |
慰安所があった時期 | 1945年2月 |
記載内容 | 国境の街、ランソンである。<諒山>と書く。・・・私は仏印の通過、ピアストルを借用して、ひとり外出した。街へ出ると、洋風の清潔なレストランが目についた。・・・そんな街を行き交うフランス軍の将校。綺麗なイヴニングドレスで着飾ったブロンドのフランス女性。・・・そうした刺激とほろ酔い気分も手伝って、日本軍の慰安所を訪れた。これは私にとって武昌以来のことだった。その慰安所も、洋風のなかなかしゃれた造りで、迎える女性は、フランス人と安南人の混血らしく、目鼻立ちも美しい、均整のとれた肢体だった。 |
証言者 | 藤崎武男 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 歴戦1万5000キロ 大陸縦断一号作戦従軍記 |
著者、公文書発信者など | 藤崎武男 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2002.7.25 |
発行所 | 中央公論新社 |
ページ | 376-378 |
出典備考 | |
備考 | 本資料は中公文庫版。単行本が同題名で1999.6に中央公論新社から刊行されている。 |