出典種別 | 兵士の回想録等
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現在の地域情報 | パゴー管区 パゴー県 パゴー郡区 チャウタン |
資料にある地域情報 | チャウタンの奥 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 夕刻、ペグーに着く。兵はいそがしく貨車から荷物を下ろしていたが、軍医の私は仕事がなく、ボンヤリとしていたら、そばの貨物自動車に乗れといわれ、ジャングル前に降ろされた。ここがわが当面の最終目的地チャウタンだった。・・・チャウタンの奥にピー屋(慰安所)が開設された。土井士官は婦人科だったが、検診医として外科の広沢士官が任命された。彼は2キロ離れた女郎屋へ週2回、通うことになった。ピー屋の土産話といろいろ聞かせていた広沢士官も、ベグー病院開設準備のため出発することになった。広沢士官は、明日ピー屋へ行く日になっているので、代わりに行ってくれといわれたが断わった。・・・広沢士官の後を受けてピー検診の命を受けたのは、婦人科の土井士官だった。岩手医専出身で呑助である。 |
証言者 | 三島四郎 |
証言者属性 | 日本軍兵士・軍医 |
部隊名 | 「狼」第49師団 |
資料タイトル | ビルマ戦線ピカピカ軍医メモ |
著者、公文書発信者など | 三島四郎 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1998.7.28 |
発行所 | 元就出版社 |
ページ | 114、127-128 |
出典備考 | 本資料は単行本。光人社NF文庫から「ビルマ軍医戦記」改題で2005.4に刊行。 |
備考 |
アジア歴史資料センター:C141060191800のビルマ50万分の1の地図のペグーの南にチャウタンがある。現在の地図の同所はKyauk Tanである。
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