出典種別 | 目撃証言 |
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現在の地域情報 | パゴー管区 パゴー県 パゴー郡区 |
資料にある地域情報 | ペグー |
慰安所があった時期 | 1944年8月頃 |
記載内容 | 正午にペグーに着く。・・・ビルマの都市としては、かなり賑やかな街である。かつて通過したかも知れない街だが、記憶はまったくない。ペグーは、日本軍の司令部があったところで、ここは兵站であった、ここは慰安所であったと、ウォリマンマッドは説明するのであった。兵站のことは、サプライと言い、慰安所のことはガールズハウスと言った。そのガールズハウスのガールズはなに人であったかと訊くと、ジャパニーズ、コリヤン、チャイニーズ、ビルマ、ラオス、タイ、と列挙した。本当に、わが天皇の軍隊は、ラオス人やタイ人の慰安婦まで取り揃えたのだろうか。いずれにしても、皇軍の行く所には慰安所があって、それが現地人の興味を惹いたことは間違いがない。 |
証言者 | ウォリマンマッド |
証言者属性 | 現地住民 |
部隊名 | |
資料タイトル | 兵隊蟻が歩いた |
著者、公文書発信者など | 古山高麗雄 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1977.5.30 |
発行所 | 文芸春秋 |
ページ | 247 |
出典備考 | |
備考 | 戦後にビルマを再訪した時に現地の人から聞いた証言 |