証言,公文書等,様々な文書を徹底調査

資料の詳細

出典種別 目撃証言
現在の地域情報ラカイン州 サンドウェ県 タンガップ郡区
資料にある地域情報タンガップ
慰安所があった時期未記載
記載内容このプロームには一つ慰安所があった。オトメとかなんとかいうグループがきていた。オトメのグループの一人とは、私が郵便を運んで(アキャブとタンガップを)行ったり来たりしていたとき、アキャブから帰ってくるときに一緒に船にのったことがある。まわりの日本兵たちが、おまえたちは夫婦か、と冗談を言って冷やかしていた。オトメから部隊に野菜を取りにきていた。慰安所の野菜は部隊がくれるから……。オトメの慰安所はマンダレーの近くのマダヤにもタンガップにもあった。オトメは朝鮮人のグループだった。また、憲兵隊で働くことになってアキャブを離れるとき、下士官たちが送別会を開いてくれたことがあるが、そのときオトメの慰安婦が2人来て『支那の夜』を歌ってくれた。
証言者サンペ(Sさん)
証言者属性日本軍の通訳
部隊名第55師団第8418部隊
資料タイトルビルマに残る性暴力の傷跡-日本軍慰安所について現地調査報告
著者、公文書発信者など「従軍慰安婦」問題を考える女性ネットワーク
公文書宛先
発行日1998.1.31
発行所「従軍慰安婦」問題を考える女性ネットワーク
ページ13
出典備考
備考 現在のビルマの地図の西海岸寄りにタウングプToungupがある。ピイ(プローム)から西方にアラカン山脈を越えた海岸付近にある都市である。ここが証言のタンガップである。
テキストのコピーはできません。