出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | ネピードー連邦領 デッキーナ県 ヤウミン郡区 |
資料にある地域情報 | インブー |
慰安所があった時期 | 1944年 |
記載内容 | まもなく渡辺隊の残置隊のいるインブー部落に落ち付いた。・・・ 飛行場内に地下壕の工事にも立合った。各作業現場へ指導にも出向く。そんな事で、朝の点呼も満足に出た事がなく、須藤准尉に予め断っておいた。夜は10時過ぎから簿票の整理、経理月報や、証憑書類の点検等をやったが、建技のいない部隊では、私はよろず屋で通した。 命に依り慰安所も設置した。間もなく、ピンマナ飛行場群の任務を34飛大に引継ぐ事となったので、この慰安所は解散した。想い出す事も多いが、この辺にする。 34飛大では、広東の娘子軍がついていた。私もこれに協力して、彼女達の稼ぎ場所を設営し、両部隊で使用してよろしい、との許可を貰った。 |
証言者 | 中武三 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 陸勤30部隊 |
資料タイトル | 地上の翼 |
著者、公文書発信者など | 「3030部隊の集い」三〇会 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1968.3.1 |
発行所 | 「3030部隊の集い」三〇会 |
ページ | 217 |
出典備考 | 中武三「パイサンマスター」 |
備考 | アジア歴史資料センター:C141060191800のビルマ50万分の1の地図に「ピンマナ」がある。タウングー(トング―)の北である。現在の地図の同所はピンマナーPyinmanaである。ピンマナーの西隣がネピドーで、現在のビルマの首都である。 |