出典種別 | 兵士の回想録等
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現在の地域情報 | マンダレー管区 ピンウールウィン県 ピンウールウィン郡区 |
資料にある地域情報 | メイミョウ |
慰安所があった時期 | 1945年1月 |
記載内容 | メイミョウの最後の宴というような切迫した状況下、給仕女がこのごろは毒々しいまでに厚化粧している。カーキ色のスーツ、スカート姿であるが、純日本娘の顔を見るだけでも前線の将校にとってはたまらない魅力らしい。酒と喧騒の中に時間は経ってゆく。前線から下がってきた慰安所が今時、メイミョウのあちこちに開く。こちらの女子は海千山千で国籍も日・鮮・支である。夜間も爆撃があるので慰安所に直撃をうけて醜骸をさらす人も出てくるだろう。1月31日限りで偕行社も閉鎖し、ラングーンに引揚げることになる。・・・ |
証言者 | 興野義一 |
証言者属性 | 日本軍兵士・軍医 |
部隊名 | ビルマ派遣第121兵站病院 |
資料タイトル | 一軍医の見たビルマ敗退戦 |
著者、公文書発信者など | 興野義一 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1981.10.25 |
発行所 | 旺史社 |
ページ | 158 |
出典備考 | 著者略歴に「昭和18年10月東京軍医学校幹候隊卒、ビルマ派遣」とある。 |
備考 |
著者略歴に「昭和18年10月東京軍医学校幹候隊卒、ビルマ派遣」とある。
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