出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | ザガイン管区 シュウェボ県 シュウェボ郡区 |
資料にある地域情報 | シュエボ |
慰安所があった時期 | 1944年1月 |
記載内容 | 1月 4日 部隊長イエウ派遣隊出張、即日帰隊。10時本部南側広場で勅諭奉読式、同時に聖̪旨、令旨伝達式(遠藤中尉代行)。部隊管理の「翼」(経営者は朝鮮半島出身者夫妻、従業員は半島出身8、広東人4)視察。利用者の大部分は他部隊で、遠きは100キロの隔地から来るとのこと。数日ごとに検診が行われている。・・・ 6月15日 列車は案外調子よく7時過ぎシュエボに到着。中西軍曹に荷物の監視を託し、徒歩で部隊に至り、駅に車を派遣する。・・・ 6月17日 自隊管理の「翼」(既述)15軍管理で近く開業予定の「梅の家」(楼主日本人T・A氏)の検診、診察も申し受ける。夕刻昨日のペスト疑いの3人、付き添い4人中3人計6人脱走の報告入る。白雲寮で結城大尉の非公式送別会を開き、途中で梅の家往診。部隊長夜更けてラングーンから帰隊、遠藤、若山中尉明日の会議のためそれぞれ派遣隊からシュエボ到着。 6月18日 ・・・夜白雲寮で部隊長以下結城大尉送別会。梅の家に病人多く、検診、診療に時間を取られ、今日も往診2回、1人は要入院で、15軍大川中尉と協議。 6月19日 ・・・翼検診、夕方梅の家往診。・・・ 7月6日 ・・・朝翼検診。・・・ 7月9日 ・・・梅の家本日開業。結局当隊で検診、診療を担当することになり、午後現員13人について早速身体検査、検診を実施。・・・ 7月30日 朝翼検診。こちらも営業状態中々良しとのこと。 |
証言者 | 尾崎文雄 |
証言者属性 | 日本軍兵士・軍医中尉 |
部隊名 | 第34飛行場大隊 |
資料タイトル | 第三十四飛行場大隊史 |
著者、公文書発信者など | 第34飛行場大隊・戦友会 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1993.6 |
発行所 | 第34飛行場大隊史編集委員会 |
ページ | 94-99、156 |
出典備考 | 尾崎文雄「帰りこぬ北緬の日日 レビアン・グイセアウン」 |
備考 | アジア歴史資料センター:C141060191800のビルマ50万分の1の地図のマンダレーの北西に「シユウエボ」がある。現在の地図の同所はシュウェボーShweboである。 |