出典種別 | 目撃証言 |
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現在の地域情報 | 奈良県 吉野郡 野迫川村 立里 |
資料にある地域情報 | 立里 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 慰安所は軍慰安所と企業慰安所があるが、立里銅山は企業慰安所にあたる。企業慰安所といっても企業が勝手に設けたというものではなく、軍が何らかの指導、監督を行って設けられたものだ。軍慰安所の変形ともいえる。地元の調査では、日本人の元抗夫中田さんは「朝鮮人抗夫には利用券が月に1回ほど支給されていた」「日本人はなるべく使用するなと言われた。それは朝鮮人用に設けたと言っていた」との証言を得たほか、「慰安所は宿舎近くにあり、一杯飲むことができる場で、土間にテーブルが2つほどあり、奥が部屋になっていた」(佐藤さんの証言)と、企業慰安所が存在したことはわかっていた。また慰安所にいた女性は日本人であったことも証言をえていた。 |
証言者 | 中田さん、佐藤さん |
証言者属性 | 日本人元抗夫、不明 |
部隊名 | |
資料タイトル | 金屋淵鉱業所と朝鮮人強制連行 |
著者、公文書発信者など | 奈良県での朝鮮人強制連行等に関わる資料を発掘する会事務局 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1996.10.25 |
発行所 | 奈良県での朝鮮人強制連行等に関わる資料を発掘する会 |
ページ | 23-25 |
出典備考 | |
備考 |
労務慰安所と思われる。高野町の東南に大字立里がある。この立里は野迫川村の一部である。 ※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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