出典種別 | その他 |
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現在の地域情報 | 沖縄県 国頭郡 伊江村 字西江前 |
資料にある地域情報 | 西江前 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 初代村長で、当時郵便局長をしていた大湾忠之進さんの家がそうでした。私の母が忠之進さんのいとこでしたので、わかっていました。当時、伊江小学校と疎開した民家に、兵隊が住んでいました。お金持ちはほとんど本土や今帰仁へ疎開して、残っている人は少なかったですよ。戦争で死んだり、もう今では知っている人はいないと思いますよ。息子の武雄さんは軍医で戦死しました。もう屋敷もなにもないですよ。兵隊たちが「朝鮮ピー」といっていたので朝鮮人だったと思いますよ。軍隊と一緒に行動していたので、みんな死んだのではないですか。 |
証言者 | 知念威彦 |
証言者属性 | 地元住民 |
部隊名 | |
資料タイトル | 第5回全国女性史研究交流のつどい報告集 |
著者、公文書発信者など | 賀数かつ子 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1994.8.24 |
発行所 | 全国女性史研究交流のつどい実行委員会 |
ページ | 18, 25 |
出典備考 | |
備考 | 仮慰安所として大湾家が整備され、6月6日と7日の二日間利用され、9日には撤去された。沖縄5人。現在の地図の本部町の北西海上に伊江島がある。伊江島全体が行政区画では伊江村である。その伊江村の南寄りに東西方向に字西江前がある。 |