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資料の詳細

出典種別 その他
現在の地域情報沖縄県 豊見城市 字伊良波
資料にある地域情報豊見城村 伊良波
慰安所があった時期
記載内容字内には最初、武部隊が駐屯した。集落後方の伊良波丘陵(字民は「タカムイ」と呼んだ)には軍の陣地が造られるようになったが、この年の暮れには台湾配置換えのため字を離れている。入れ替わりに駐屯してきたのが山部隊と球部隊だった。山部隊は武部隊から引き継いだ伊良波丘陵の壕堀りに専念する毎日だった。・・・球部隊は、伊良波と座安の中間にあった通称ウィドゥーギ(上當貴原)に陣地を構え、集落と少し離れた場所にいた。伊良波で特筆すべきことは、字内に「慰安所」が2ヵ所存在したことである。ひとつは、集落の中心部、アシビナーに面して位置していた。もうひとつは県道に面した民家が使用されたが、これは慰安所ではなく兵隊用の食堂だったと証言する字民もいて確定はできない。慰安所には自由に近づくことができ、軍からの規制はほとんど何もなかったという。とくに集落の真ん中でアシナビーに面した慰安所は必然的に字民の衆目にさらされる機会が多かった。昼間の活動を終えた大勢の兵隊が慰安所の前に長い列をつくり、順番待ちの間、子供たちと一緒に遊ぶ姿が日常であったという。慰安所のなかの女性たちが外を出歩くことはなかったというが、証言者らによれば沖縄の女性たちがほとんどであったらしい。
証言者
証言者属性
部隊名
資料タイトル豊見城村史 第6巻 戦争編
著者、公文書発信者など豊見城村史戦争編専門部会
公文書宛先
発行日2001.3.30
発行所豊見城村役所
ページ419-420
出典備考
備考 現在の地図の那覇市の南に豊見城市がある。慰安所は「アシビナーに面して位置していた」というから集落地図によって、現在の伊良波公民館付近にあったと推定される。
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