出典種別 | 目撃証言 |
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現在の地域情報 | 沖縄県 糸満市 字山城 |
資料にある地域情報 | 山城 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | ところが米兵は親切だった。水缶から水をくんできて自分で飲んで見せて「大丈夫だよ。飲みなさい」と水を飲ませてくれた。また親のいない子どもたちを孤児院に集めたり、本当にやさしいねえと思った。 逆にこれはあまり言いたくないことだが、部隊名ははっきりしないけれど、山城の瓦ぶきの大きな家を、日本軍が慰安所として借りていた。私はそこの水くみの手伝いをしたことがあった。そこには17~20歳ぐらいの朝鮮人の女の子が10名くらいいた。今も朝鮮の慰安婦の問題があるが、それは事実と思う。本当に友軍は根性が腐ってるんだと思うくらいだった。 |
証言者 | 大城スミ |
証言者属性 | 地元住民 昭和4年生 |
部隊名 | 第九師団 |
資料タイトル | 糸満市史 資料編7 戦時資料 下巻-戦災記録・体験談- |
著者、公文書発信者など | 糸満市史編集委員会 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1998.11.30 |
発行所 | 糸満市役所 |
ページ | 800 |
出典備考 | 大城スミ「住民を守らなかった日本軍」 |
備考 | 沖縄本島制南端に糸満市がある。糸満市の南海岸沿いに字山城がある。 |