出典種別 | その他
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現在の地域情報 | 沖縄県 八重山郡 竹富町 字小浜 |
資料にある地域情報 | 小浜島、ニシンダ、ナークレー |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 小浜島のナークレーやニシンダに慰安所があった。ナークレーの慰安所は14、5坪で茅ぶき屋根。壁も茅で葺いてあり、コモのすだれが入口にさげられ、床は板張りだった。部落近くにも慰安所があり、そこは将校が泊る所であったようだ。仲原清徳の証言によると、「各家庭から畳2枚だせと軍命が出され、学校の床板もはぎとって完成した」という。旅井部隊が駐屯していたとき慰安所はなかったといい、後続の引野部隊が進駐した2,3月頃に設置されたものと思われる。慰安婦には朝鮮や沖縄の女性もいたといわれるが、戦後はどうなったのかは不明である。 |
証言者 | 仲原清徳 |
証言者属性 | 地元住民 |
部隊名 | 第26震洋隊 |
資料タイトル | シリーズ・八重山に立つ No.1 八重山の戦争〔復刻版〕 |
著者、公文書発信者など | 大田静男 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2014.6.23 |
発行所 | 南山舎 |
ページ | 132-135 |
出典備考 | 沖縄県教育委員会『沖縄県史 第10巻 各論編9 沖縄戦記録2』1974年、138ページ参照 |
備考 |
西表島の東に小浜島がある。小浜島は行政区画上は、竹富町小浜である。
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