出典種別 | 被害証言 |
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現在の地域情報 | 東ニューブリテン州 ラバウル |
資料にある地域情報 | ニューブリテン島 ラバウル |
慰安所があった時期 | 1944年 |
記載内容 | ラバウルは知っているでしょうけど、海軍の航空隊があったり、陸軍の守備隊がいたりで、とても賑やかだった。私はそこで××という小料理屋のおかみの代理みたいなことをやって、女の子たちの監督もやっていたんです。もちろん私自身も体を売ったわよ。体を売らなきゃお金にならないものー。××は海軍専用の小料理屋、といっても目的は女よね。私の行ったときは日本軍が威勢の弱くなった時分で、昔のような派手な大騒ぎはなかったようだけど、それでも軍から食べ物や酒は入るし、負け戦で少々やけになっていたのか、毎晩のめや唄えの大騒ぎが続きました。・・・あなた、女が戦地に行って、汗くさいけだもののような男たちに体のすみずみまでなぶられて、嬉しがるとでも思うの。 |
証言者 | 高安やえ |
証言者属性 | 日本人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | 続 戦中派の遺言 |
著者、公文書発信者など | 戦中派の会 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1979.8.15 |
発行所 | 櫂書房 |
ページ | 209 |
出典備考 | 高安やえ「女のラバウル小唄」 |
備考 |
※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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