出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 北マリアナ諸島 テニアン島 |
資料にある地域情報 | テニアン島 |
慰安所があった時期 | 1942年 |
記載内容 | 岐阜・金津は、・・・それでも五十数軒の妓楼があり、妓も500人もいて盛んなものであった。・・・ある日―・・・主人が入ってきて、「どうや、このなかで南方にいってみようと思うものはいないか?」と、いった。・・・海軍からの依頼で、南方の兵隊を慰めてくれる女性を募っているというのであった。・・・前借は帳消しにしたうえ、仕度金として2000円というのだから、静子たちの気持ちは動いた。・・・全国の遊廓からの応募者あわせて190人が参加することとなった。・・・静子の班はテニアン島にあったのである。・・・テニアンの慰安所は細長い平屋。“タカ族遺跡”・・・のそばに建てられてあった。・・・建物は三畳くらいの大きさ。べニアで仕切られて、わらベットのほかはわずかばかりの棚があるだけの殺風景なものであった。・・・60人のテニアン班が慰安に当たることになったのである。 |
証言者 | 加藤美希雄 |
証言者属性 | |
部隊名 | |
資料タイトル | 秘められた女の戦記 |
著者、公文書発信者など | 加藤美希雄 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1968.5.10 |
発行所 | 清風書房 |
ページ | 233-235 |
出典備考 | |
備考 |
フィクションが含まれている可能性が高いので、慰安所カウントはしない。 ※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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