出典種別 | 兵士の回想録等
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現在の地域情報 | ホー・チ・ミン市 チョロン地区 |
資料にある地域情報 | ショロン |
慰安所があった時期 | 1945年6月 |
記載内容 | ショロン(我々の司令部のあるところは、そのショロンの繁華街のはずれ)・・・外出の折、我々にも渡された”戦闘一番”を使用した者もいたようだ。私も一回は興味本位にその場所に行ったことがあった。簡単な施設で、暑いところだけに、背たけくらいの上は素通しの室である。その上から戦闘帽を取られて、なかなか返してくれず、娘からは入れ、入れと誘われた。・・・二回目は好きな熊沢班長が、我々雇員2名ほどに、「付いてこい」と一緒に外出したとき、確か駅裏の方に立派な建物があって、重厚な構えからして、そんな施設だとは思いもしなかったが、熊沢班長は室に入ったまま、我々をかまってくれなかった。ここは高級な施設だったろうが、私たちが軍属であったので、うまく利用したもののようだった・・・ |
証言者 | 中江進市郎 |
証言者属性 | |
部隊名 | |
資料タイトル | 少年通信軍属兵-附・南方軍通信隊司令部 |
著者、公文書発信者など | 中江進市郎 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2001.11.12 |
発行所 | 元就出版社 |
ページ | 134-135 |
出典備考 | 注:133pに「多分6月上旬頃」、135pに「戦いは沖縄戦が終了していて」とあることから、1945年6月のことと思われる。 |
備考 |
133ページに「多分6月上旬頃」、135ページに「戦いは沖縄戦が終了していて」とあることから、1945年6月と記載。
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