資料の詳細

出典種別	目撃証言
現在の地域情報	浙江省　金華市　婺城区
資料にある地域情報	雅堂街
慰安所があった時期
記載内容	幼年期を雅堂街29号で過ごした畢夏生氏は「周辺の慰安所は、『当時、日本人の堂子と呼んで』おり、それを経営していたのは30歳ほどの日本人で、管理を手伝っていた女性は王という20歳ほどの中国人で、彼女には私とあまり歳の変わらない弟がいた」と証言している。「堂子に出入りするのはみな軍服を着た日本の憲兵や士官で、兵士もいた。堂子にいる女性はきれいに着飾っており、チャイナドレスを着て色っぽかった。・・・彼女たちの大多数は中国語を話していた」という。
証言者	畢夏生
証言者属性	地元住民
部隊名
資料タイトル	日本軍慰安所に関する発掘資料を読み解く
著者、公文書発信者など	蘇智良・陳麗菲
公文書宛先
発行日
発行所
ページ
出典備考	『季刊　戦争責任研究』第91号、2018、日本の戦争責任資料センター、55ページ／李艶「金華戦時『慰安婦名単』引広泛関注」（『金華日報』2016年1月6日）
備考	テキサス大学図書館公開の中国地図・金華（シリーズＬ500、1954～）に「金華」がある。地図の右下「5-2」にある。現在の地図の同所は「金華市」である。金華市婺城区に現在も「雅堂街」がある。テキサス大学図書館公開の中国地図・金華は次を参照のこと。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/china/txu-oclc-10552568-nh50-12.jpg