出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | マグウェ管区 マグウェ県 イェナンジャウン郡区 |
資料にある地域情報 | エナンジョン |
慰安所があった時期 | 1942年 |
記載内容 | 昭和17年ビルマに進入した弓兵団の歩兵部隊は、ピンレブに置き去りにされた英国籍の女性数名を発見した。早速保護し、彼女達を安全な兵団司令部に移送した。作戦を終了した平安司令部はエナンジョンに駐屯した。その時、保護した数名の女性が、エナンジョンの軍専用のレストランと喫茶店で、ウェイトレスとして働くことになった。その中の1人が、まだ18歳の可憐な少女、チェリー・ヴォンドリーであった。彼女の姉、サルビヤ・ヴォンドリーも、ウェイトレスとして働いていた。・・・・チェリー・ヴォンドリーを見つめると、彼女の腕には赤児がだかれている。私につめよるように近づいた彼女は、「佐藤はどうしました。帰ってきますか、この児を見て下さい佐藤の子ですよ」 |
証言者 | 松崎敏郎 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | ビルマ戦線を征く 南十字星を見ていた |
著者、公文書発信者など | 松崎敏郎 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1993.3.15 |
発行所 | 旺史社 |
ページ | 242、246 |
出典備考 | |
備考 | 現在の地図のピイ(プローム)の北方、イラワジ河の東に「イェナンジャウン」がある。証言のエナンジョンである。 |