出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | マンダレー管区 マンダレー県 マンダレー郡区 |
資料にある地域情報 | マンダレー |
慰安所があった時期 | 未記載 |
記載内容 | イラワジ河畔への撤退は、兵隊たちに束の間のくつろぎとゆとりを与えるものであっても、限りない敗走の暗い予感をぬぐい去ることは出来なかった。マンダレーへの外出も2回くらいあった。この軍隊の外出というものほど不愉快なものはない。われわれ兵隊は、常に脱走や暴走のおそれのある家畜のように「軍紀」なるものに縛られ、上官や巡察の目を気にしながら、慰安所にでも行く以外は、適当にお茶を濁して帰営時間にせきたてられて帰って来るだけである。 |
証言者 | 田代三良 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 烈第31師団 |
資料タイトル | インパール作戦敗軍行-インテリゲンチャ一兵卒の従軍記- |
著者、公文書発信者など | 田代三良 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2000.7.10 |
発行所 | 本の泉社 |
ページ | 183 |
出典備考 | |
備考 | ビルマの中央付近、イラワジ河の東岸沿いにマンダレーMandalayがある。 |