| 出典種別 | 兵士の回想録等 |
|---|---|
| 現在の地域情報 | シャン州 ラーショー県 ラーショー郡区 |
| 資料にある地域情報 | ラシオ |
| 慰安所があった時期 | |
| 記載内容 | ラシオの町は、ラシオ線の終点から、かなり引込んだところにあった。ここもすっかり廃墟と化していた。木の枝でカムフラージュされた兵舎のほかには、かぞえるほどしか家はなかった。そして、そのうちの一つが兵站宿舎にあてられていた。木造の、ただ寝るだけの設備であった。宿舎の下の家には珍しく4,5人の女がいた。いずれも濁音のいえない慰安婦たちであった。すこし離れたところに、日本の女のいる将校用の慰安所があった。 |
| 証言者 | 黒田秀俊 |
| 証言者属性 | 日本軍兵士 |
| 部隊名 | |
| 資料タイトル | 軍政 |
| 著者、公文書発信者など | 黒田秀俊 |
| 公文書宛先 | |
| 発行日 | 1952.12.15 |
| 発行所 | 学風書院 |
| ページ | 57 |
| 出典備考 | |
| 備考 | アジア歴史資料センター:C141060191800のビルマ50万分の1の地図に「ラシオ」がある。マンダレーの北東、中国への幹線道路の途中にある。現在の地図の同所もラシオLashioである。 |