出典種別 | 目撃証言 |
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現在の地域情報 | 奈良県 吉野郡 野迫川村 立里 |
資料にある地域情報 | 立里 |
慰安所があった時期 | 1942年春 |
記載内容 | 《林さんの家は(立里の)どの辺でしょうか》 ・学校の下です。 《一杯飲み屋がありましたね》 ・はい。そこまでいかないんです。・あれは、宿舎の反対側です。・子どもの時に連なって「火の用心」でカチカチと。慰安所をのぞきにね。 《慰安所と言っていたんですか 娯楽所では》 ・慰安所と言ってました。 《慰安所はいつごろできたんでしょうか》 ・私らが行ったときには出来ていました。 《いつ疎開されたんですか》 ・私が5年になった時。18年にはありました。それより前の17年の春にはもうありました。下からアイゴ・アイゴーと鳴き声が聞こえていました。ずっと覚えてましたけどね。 《慰安所は》 ・(宿舎と)向かい合った形でありました。道を挟んで。 |
証言者 | 林さん 菊谷さん |
証言者属性 | 地元住民(戦時中、立里に疎開) |
部隊名 | |
資料タイトル | 金屋淵鉱業所と朝鮮人強制連行 |
著者、公文書発信者など | 奈良県での朝鮮人強制連行等に関わる資料を発掘する会事務局 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1996.10.25 |
発行所 | 奈良県での朝鮮人強制連行等に関わる資料を発掘する会 |
ページ | 90-95 |
出典備考 | 注:証言者姉妹は大阪市在住で戦時中には立里に疎開し、その際、慰安所を見ている。 |
備考 |
労務慰安所と思われる。高野町の東南に大字立里がある。この立里は野迫川村の一部である。 ※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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