出典種別 | 兵士の回想録等
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現在の地域情報 | 鹿児島県 大島郡 天城町 天城 |
資料にある地域情報 | 徳之島、天勝屋(天下茶屋)付近 |
慰安所があった時期 | 1944年 |
記載内容 | 平土野~花徳間の町の境界は通称天勝屋と呼ばれていたが、高田少将が改めて「天下茶屋」と墨書した標柱を建てさせ、各部隊の連絡地点とした。此の標柱を中心に大和城山以南、以北の各部隊の駐屯地へ通ずる大小の山路を設け、各旅団司令部との連絡を容易にした。天下茶屋付近は交通の要衝となり、軍の糧秣廠が設けられたり、朝鮮人慰安婦を置いた慰安所も設置された。山港から花徳を経て天下茶屋そして平土野、浅間の飛行場に至る道路を軍用トラックが通れるように、道路建設工事に学校報国隊として勤労動員されたのが、母校大島中学校の3年生(昭和19年度)以上の先輩達だった。 |
証言者 | 村田幹雄 |
証言者属性 | |
部隊名 | 2740部隊 |
資料タイトル | 記録のない過去-少年兵たちの手記- |
著者、公文書発信者など | 鹿児島県立大嶋中学校特設防衛通信隊記念誌新版下編集委員会 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2000.12 |
発行所 | 特設防衛通信隊記念誌領布委員会 |
ページ | 41 |
出典備考 | 村田幹雄「その一 徳島地区」 |
備考 |
記載内容などから天城町の天城かその東に接する轟木のいずれかと思われる。他の資料を考慮すると、行政区画上は、天城と推定される。
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