出典種別 | 被害証言
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現在の地域情報 | 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 福岡、大阪、神戸 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 控訴人Eは、大正13年2月24日、黄海道延白郡で生まれた。控訴人Eは、昭和15年3月中旬(旧暦)、警察官によって、ささいなことを咎められて警察署に連行されて、拷問され、福岡と聞いている地に連れて行かれ、毎日何十人もの軍人に性行為を強要された。約2年後、神戸、大阪と聞いている地の各慰安所に移動した。慰安所で梅毒に罹患させられ子どもの産めない身体になった。また、慰安所では一度も金銭や軍票を与えられたことはなかった。終戦後、工場で働いて旅費を貯め、昭和27年ころ、帰国した。 |
証言者 | 沈美子判決では控訴人E |
証言者属性 | 朝鮮人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | アジア太平洋戦争韓国人犠牲者補償請求訴訟事件 東京高等裁判所判決 |
著者、公文書発信者など | 東京高等裁判所 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2003.7.22 |
発行所 | 資料として判例時報を用いた。 |
ページ | |
出典備考 | 判例時報1843号の48ページ/正式名:平成13年(ネ)第2631号核アジア太平洋戦争韓国人犠牲者補償請求控訴事件 東京高等裁判所判決 |
備考 |
福岡、大阪、神戸で聞かされたとの証言だが、これら大都市の軍の慰安所については要調査。
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