出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 沖縄県 うるま市 字大田 |
資料にある地域情報 | 具志川市 大田 |
慰安所があった時期 | 未記載 |
記載内容 | その後、私の部隊は沖縄に行きました。現在の具志川市大田で、私たちは、汗や泥にまみれて陣地構築をしていました。約1ヵ月ぐらいたった頃のことです。年老いた感じの准尉が、コンドームの使い方を教えてくれました。しかし、私たち初年兵は、上等兵に進級するための「抜擢」を得ようと各人が競い合っていましたので、そんな所へ行こうとも思いませんでした。第一、そんな自由もありませんでした。しかし、一度だけ、仲間と一緒に慰安所を見に行ったことがあります。「その家」は、畑の中の一軒家でした。兵隊たちが家の周りを二重、三重に取り巻き、順番を待っていました。 |
証言者 | 所属不明 70歳 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 従軍慰安婦110番 電話の向こうから歴史の声が |
著者、公文書発信者など | 従軍慰安婦110番編集委員会編 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1992.6.15 |
発行所 | 明石書店 |
ページ | 72 |
出典備考 | |
備考 | うるま市は沖縄市の北西にある。勝連半島の根元に太田がある。 |