出典種別 | 兵士の回想録等 |
---|---|
現在の地域情報 | 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 不明 |
慰安所があった時期 | 未記載 |
記載内容 | 終戦直後のある日、洪水で汨水駅に到着した列車が動けなくなって、乗っていた女性の一群を中隊に宿泊させることになった。・・・一行は祖国に引き揚げる途中の約30人の朝鮮人慰安婦たちだった。姉さん格の中年の女性が「中隊長殿に敬礼。よろしくお願いします」と軍隊式に日本語で挨拶する。昨日まで「文字通り身を捧げて危険な前線にまで進出していた」女性たちである。中隊では、感謝といたわりの念をこめ、精いっぱいの応対をしている。 |
証言者 | 藤井徹 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 第20軍電信第5連隊第一中隊 |
資料タイトル | 生き残った兵士の証言 極限の戦場に生きた人間の真実 |
著者、公文書発信者など | 土井全二郎 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2004.9 |
発行所 | 光人社 |
ページ | 213-215 |
出典備考 | 藤井徹「中国戦線私記」 |
備考 |