出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 不明 |
慰安所があった時期 | 未記載 |
記載内容 | 私が、この現実の目で見た慰問団の不行跡をあげると、某県の芸者ガールらしい慰問団が、最前線まできて、大いに将兵に、歌や踊りで昼間の慰問にこれ務め、夜、兵舎の来賓室に1泊、その翌早朝また最前線に発ったのであるが、彼等一行の泊った女の宿舎の1室には、いかがわしい、夜の男女の不行跡を物語るゴム製品を落としていったことが、兵隊達に発見されるところとなり、兵隊たちは口々に、『あの慰問団の女の人たちは一体、将兵に精神的慰安激励にきたのか、それとも、将校に夜の肉体サービスに特派されてきたのか?……』と部隊の大評判となり、つくづくその夜の慰問団の女の人々の顔ぶれを思い浮かべて苦笑していた。・・・ |
証言者 | 宮崎清隆 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 鎖と女と兵-初年兵時代- |
著者、公文書発信者など | 宮崎清隆 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1967.7.1 |
発行所 | 宮川書房 |
ページ | 207-209 |
出典備考 | 慰問団の芸者ガールに関する記述。詳細不明。 |
備考 |
※日本軍慰安所マップの地点としては反映させていない。
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