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資料の詳細

出典種別 被害証言
現在の地域情報慶尚南道 昌原市
資料にある地域情報慶尚南道 昌原
慰安所があった時期
記載内容正浩という地主と村の区長は、「日本人がおまえをいい工場で働かせてやると言っている」と言って私を連れ出した。私が12歳のときだった。外にはトラックが1台来ていたが、そこには4人の娘が乗っていた。・・・トラックが着いたところは、火薬などの軍用物資をつくる工場で、慶尚南道昌原というところであった。工場に連行されきた娘はあわせて20人余りであったが、私は日本人将校の身の回りの雑用をさせられた。・・・工場で仕事をすることはなく、洗面水を汲んできたり、足を洗い爪を切ってやるなどの小間使いのようなことをしているうちに、何か月かたって日本人の「慰安婦」になるよう強制された。娘たちは1人1部屋を当てられたが、広さは2㎡ほどで、私は8号室に入れられた。日に平均20人ぐらいを相手にさせられた。日曜日はもっと多くやってきた。悲鳴をあげるとなぐられたり、突かれたりして、泣き声の絶える日がなかった。私が「慰安婦」を強いられていた間、日本人に殺された娘は4人もいた。
証言者李京生
証言者属性朝鮮人被害者
部隊名
資料タイトル踏みにじられた人生の絶叫
著者、公文書発信者など「従軍慰安婦」・太平洋戦争被害者補償対策委員会
公文書宛先
発行日1995
発行所「従軍慰安婦」・太平洋戦争被害者補償対策委員会
ページ1-2
出典備考
備考 ソウル特別市立鍾路図書館所蔵の地図・馬山5万分の1の地図に「昌原」がある。地図のほぼ中央、馬山府の北東である。現在の地図で同所は「昌原市」である。ソウル特別市立鍾路図書館所蔵の地図・馬山は次を参照のこと。
http://db.history.go.kr/item/imageViewer.do?levelId=jnm_024_0020_0050
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