出典種別 | 目撃証言 |
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現在の地域情報 | ジョホール州 バトゥ・パハッ |
資料にある地域情報 | バトパハ、マレー教師公会の会館 |
慰安所があった時期 | 1943年 |
記載内容 | ジョホール州バトパハの慰安所について、地元の新聞が紹介している。現在、バトパハの潮州会館理事である陳観鵬氏の証言では、1943年に日本軍がマレー教師公会の会館を慰安所にし、そこにはちょうど10人の慰安婦がいた。そのうち一人はインドから来た中国人、一人はマレー人、一人はムア(ジョホール州)から来た中国人、その他はバトパハの中国人だった。慰安所の管理は、張良記という台湾人がおこなっていた。張は東洋ホテル( 現在、シャバンダル・スポーツクラブなどが入っている港の側の建物) も管理していたという。 |
証言者 | 陳観鵬 |
証言者属性 | バトパハ潮州会館理事 |
部隊名 | |
資料タイトル | マレー半島における日本軍慰安所について |
著者、公文書発信者など | 林博史 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1993.7.31 |
発行所 | 関東学院大学経済学部教養学会 |
ページ | 86-87 |
出典備考 | 関東学院大学経済学部一般教育論集『自然・人間・社会 第15号』所収 |
備考 | 慰安所を紹介する地元の新聞は「新明日報」(1992年8 月28日)とある。 |