資料の詳細

出典種別	兵士の回想録等
現在の地域情報	東ニューブリテン州　ラバウル
資料にある地域情報	ラバウル市内
慰安所があった時期
記載内容	中国人の若い女性は近くの日本軍宿舎に連れて行かれ、将校のベッドの相手をしたと部下の兵隊からその後聞いた。・・・ラバウル最前線基地に大勢の女性が軍人と共に働いていた。特殊看護婦（慰安婦）と呼ばれ、何人いたかわからない。日本人と朝鮮人がいた。・・・日本から新しい慰安婦がラバウル市内に来た。若い女性5,6名を連れている親方を見て驚いた。満州で現地除隊した先輩だった。・・・私は臼砲隊から司令部（宣伝班）に転属になって5ヶ月ぐらいたった。宣伝班宿舎の近くに慰安所があった。そこの女たちと恋仲になった兵隊たちもいた。深夜、恋人を想い眠れぬ兵隊がそっと兵舎を抜け出し一目散に慰安所へと走る。
証言者	滝口岩夫
証言者属性
部隊名	第8方面軍第6遊撃隊
資料タイトル	新版・戦争体験の真実－イラストで描いた太平洋戦争一兵士の記録－
著者、公文書発信者など	滝口岩夫
公文書宛先
発行日	1999.8.1
発行所	第三書館
ページ	43, 44, 45, 47, 49, 50, 51, 52
出典備考	注：本資料は一頁ごとに、著者によるイラストとその解説で構成されている。慰安所に関する記述を上記に一部紹介した。
備考