| 出典種別 | 兵士の回想録等 |
|---|---|
| 現在の地域情報 | 東ニューブリテン州 ラバウル |
| 資料にある地域情報 | ラバウル |
| 慰安所があった時期 | |
| 記載内容 | 帰途ラバウルの街の慰安所に寄った。女たちの部屋を、古兵の原と連れ立って覗いて廻ったが、どの部屋の前にも他部隊の兵隊たちの長蛇の列。とても帰隊時間までには間に合いそうもない。あきらめて売店に行くことにした。メインストリートの街路樹の下で、船から降りたばかりと思われる女たちの一団(15、6名)が休息していた。・・・「あの娘たちは、海軍の軍属を志願したそうだが、だまされて連れてこられたらしい。あの娘は富山の浴場の娘だと言っていた」Eは、指差しながら、気の毒そうに私たちの耳元でささやいた。・・・記憶が定かでないが、兵隊が2円、下士官が2円50銭、将校が3円と、花代にまで階級制度があって・・・ |
| 証言者 | 菅野茂 |
| 証言者属性 | |
| 部隊名 | |
| 資料タイトル | 七%の運命 東部ニューギニア戦線・密林からの生還 |
| 著者、公文書発信者など | 菅野茂 |
| 公文書宛先 | |
| 発行日 | 2003.5.26 |
| 発行所 | MBC21 |
| ページ | 57-59 |
| 出典備考 | |
| 備考 |