| 出典種別 | 兵士の回想録等 |
|---|---|
| 現在の地域情報 | 東ニューブリテン州 ココポ |
| 資料にある地域情報 | ココポ |
| 慰安所があった時期 | 1943年8月 |
| 記載内容 | その海に面した木陰に、民家を改造して将兵の慰安所が設けられ、慰安婦がたむろしているではないか。昭和18年の7,8月という、戦況はきわめて悪い今日この頃、こんな遠くの島にまでこのような所があろうとは、夢にも思わなかったからじつに驚かされた。朝鮮の女がほとんどで、一部沖縄の女ということだ。ここは、誰が名づけるともなく、「京城楼」と呼ばれていた。・・・「京城楼」へ着いた。床の高い木造の民家を改造した家に、三畳ぐらいに仕切った部屋が十五六もあった。 |
| 証言者 | 岡本信男 |
| 証言者属性 | |
| 部隊名 | 剛第8551部隊か |
| 資料タイトル | ラバウルの落日 一等兵の人間記録 |
| 著者、公文書発信者など | 岡本信男 |
| 公文書宛先 | |
| 発行日 | 1962.2.25 |
| 発行所 | 弘文堂 |
| ページ | 109-112 |
| 出典備考 | 注:「ココポ黄昏」の項に記載された記述である。 |
| 備考 |