出典種別 | 被害証言 |
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現在の地域情報 | 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | シンガポール |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 1941年16歳のとき、食わせてくれ金もくれるというのでついていった。駅前に集められた50人ほどの若い女性と列車で2日かけて釜山に行った。そこから軍艦に乗せられてシンガポールへ向かった。日本軍人が多くいて柵でぐるりと囲まれたところの豚小屋みたいな小部屋が割り当てられた。部屋には軍人が列を作り、夜は11時頃まで軍人が来るので寝る暇もない。反抗すれば「バカヤロー、コノヤロー」と殴られた。逃亡して死んだ女性も多く、井戸に投げ込まれたという話だった。性器は腫れ、コンドームを使わない奴がいれば性病にもなる。サルバルサン注射を打つ性病検診の日が休める唯一の時間だった。その後、満洲の牡丹江に移された。 |
証言者 | 金華善 |
証言者属性 | 朝鮮人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | 強制で連れて行かれた朝鮮人軍慰安婦たち4 記憶で書き直す歴史 |
著者、公文書発信者など | 韓国挺身隊問題対策協議会2000年日本軍制奴隷戦犯女性国際法廷韓国委員会証言チーム |
公文書宛先 | |
発行日 | 2001.2.15 |
発行所 | プルピッ |
ページ | 35-45 |
出典備考 | |
備考 |