出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | マニラ首都圏 マニラ市 |
資料にある地域情報 | マニラ |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | ダンスホールを出てから、さてこれからどうしょうかということになり、一杯入っているアルコールの勢いをかりて、慰安所に押しかけた。・・・マニラに着いた日、慰安所に行ったのは、航空寮のエレベーターの中で会った中尉の言葉に刺激されてのことであった。私たちがこれから赴こうとしている戦場はどうやらとんでもないところのようだ。生きて帰れる見込みはないかもしれない。女を知らずに死ぬのはいかにも残念である。・・・私はついに意を決した。清い体のまま死のう、童貞を守ろう!と。そして慰安所を飛び出したのである。 |
証言者 | 上木利正 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | ニューギニア 空中戦の果てに |
著者、公文書発信者など | 上木利正 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1982.10.25 |
発行所 | 戦誌刊行会 |
ページ | 128-129 |
出典備考 | |
備考 |