出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | マニラ首都圏 マニラ市 |
資料にある地域情報 | マニラ |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 慰安所は木造二階建てのバラックで、ラバウルよりやや上等の建物だった。台湾出身の慰安婦が15、6人いるという。雨も小止みになったのでブラブラ歩いて行くと、その建物の裏口に出た。そこには隊長が立っており、私の足音に振り返って静かに、静かに、と言う。そして手真似で言われるまま板壁の向こうを見ると、正面張場の座敷を開け放して5、6人の搭乗員と、同数の慰安婦たちがトランプ遊びの真っ最中だ。慰安婦は18、9歳か、揃いの純白の服で美人揃いだ。 |
証言者 | 角田和男 |
証言者属性 | |
部隊名 | |
資料タイトル | 修羅の翼 零戦特攻隊員の真情 |
著者、公文書発信者など | 角田和男 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2002.3.17 |
発行所 | 光人社 |
ページ | 348 |
出典備考 | |
備考 |