出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | マニラ首都圏 マニラ市 |
資料にある地域情報 | マニラのニコルス基地 |
慰安所があった時期 | 1944年11月 |
記載内容 | 11月6日、角田は、セブ基地よりマバラカット基地へ零戦4機の空輸を命ぜられ、飛行中にエンジン故障、マニラのニコルス基地に列機をつれて不時着した。・・・この中から一名を残せと言われたら自分が残るしかないと決心し、早速、待っていたかのように行われた特攻梅花隊の命名式に臨みました。・・・出撃待機中のある日、待機を解かれて散歩をしていると、慰安所の裏口に出た。そこには尾辻中尉が立っており、角田の足音に気づいて「静かに」と言う。そして言われるままに板壁の向こうを見ると、座敷を開け放して、5,6人の搭乗員と同数の慰安婦たちがトランプ遊びの最中であった。 |
証言者 | 神立尚紀 |
証言者属性 | |
部隊名 | |
資料タイトル | 戦士の肖像 |
著者、公文書発信者など | 神立尚紀 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2007.12.10 |
発行所 | 文芸春秋 |
ページ | 238-239 |
出典備考 | |
備考 | 本資料は文春文庫版。単行本は文春ネスコから2004.8に刊行。 |