出典種別 | 被害証言 |
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現在の地域情報 | 西ビサヤ地方 カピス州 ポンテベドラ |
資料にある地域情報 | アブカヤンの丘 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 私はキャピスに住んでいましたが、日本軍が攻めてきてから、ギシ村に逃げていました。近くの店に買い物に出たときに、10人の日本兵に見つかり、日本語で話しかけられましたがわからないでいると、腕を後ろ手にされ、アブカヤンの丘(Balangay Rizal, Pontevedra Capiz)に連れていかれました。丘には大きな穴が掘ってあり、まわりはバリケードが組まれて日本兵が隠れる駐屯地になっていました。そこには10人位の少女が料理などをさせられ、従わないと殴られたり、鞭で打たれたりしていました。13歳の私にはとても怖かった。その夜、兵士たちの前で裸で踊るように強いられ、嫌がると殴られました。その後、ある兵士のマッサージを命じられ、そこに3人の兵士がやってきて、私を押さえつけました。抵抗すると殴られ、歯が2本折れました。腹を蹴られ、それ以上抵抗できずに強かんされました。その後、昼は雑役、夜は誰かに強かんされました。 |
証言者 | エクセラ・デルガド・アポリナリオ |
証言者属性 | フィリピン人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | Justice with Healing |
著者、公文書発信者など | The Lolas Para sa Kapayapaan at Kumpensasyon |
公文書宛先 | |
発行日 | 2007 |
発行所 | 私家版 |
ページ | 38-42 |
出典備考 | |
備考 |