出典種別 | 被害証言 |
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現在の地域情報 | 東ビサヤ地方 レイテ州 タクロバン |
資料にある地域情報 | レイテ島 タクロバン市 サンホセ地区 |
慰安所があった時期 | 1942年 |
記載内容 | 16歳だった年のある日、弟とともに、銃や刀を持った日本兵に手を掴まれ、引きずられるように連行された。・・・サンホセの海沿いにあった飛行場のそばの日本軍の駐屯所に連れて行かれた。駐屯所につくと、原告アルコベルは、弟と引き離され、駐屯所のなかの女性ばかり30名位が集められていた宿舎に入れられた。・・・連行されて3日後、原告アルコベルは、日本兵に強姦された。その夜、日本兵が宿舎にやってきて、原告アルコベルを含め30人ほぼ全員の女性を選び出し、同原告達は近くの浜辺まで連れて行かれた。そこには、数十人の日本兵が待ち構えていて、・・・すぐに原告アルコベル達を強姦し始めた。・・・その後も、原告アルコベルは、毎日、1晩に2,3人から8,9人位の日本兵に強姦されるようになった。・・・このような生活が、1942年から2年以上も続いた。 |
証言者 | クリスティータ・アルコベル |
証言者属性 | フィリピン人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | フィリピン「従軍慰安婦」国家補償請求訴訟・判決 |
著者、公文書発信者など | 東京地方裁判所 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1998.10.9(判決言渡日) |
発行所 | |
ページ | 222-226 |
出典備考 | 正式名:平成5年(ワ)第5966号、同第17575号 フィリピン「従軍慰安婦」補償請求事件(マリア・ロサ・ルナ・ヘンソン他45名原告ら訴訟代理人弁護士高木健一外18名) |
備考 |