出典種別 | 被害証言
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現在の地域情報 | ダバオ地方 ダバオ州 アイランド・ガーデン・シティ・オブ・サマル |
資料にある地域情報 | サマル |
慰安所があった時期 | 1943年4月 |
記載内容 | 1943年4月頃、原告カンポ達の住むサマール島にも約20人の日本兵がやってきた。・・・駐屯部隊の隊長だったキムラ大尉が兵士1人を連れて、いきなり同原告の家に入ってきた。・・・同原告を強姦した。・・・一週間後、またキムラ大尉が兵士を1人連れてやって来た。その時も両親は家におらず、原告カンポと弟だけだった。キムラ大尉は原告カンポの家の中で、弟が見ているのもかまわず、同原告を強姦した。キムラ大尉はそれから4,5日後にもやってきて、原告カンポを強姦した。さらに一週間位経った頃、キムラ大尉は今度は5人位の兵士を連れ・・・両親に向かって「連れて行く時が来た・」と言い・・・兵舎まで連行され、兵舎1階の小さな部屋に押し込められた。・・・そこに約2か月間にわたって監禁された。キムラ大尉は好きなときだけやって来て、原告カンポを強姦した。 |
証言者 | マリア・デル・カンポ |
証言者属性 | フィリピン人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | フィリピン「従軍慰安婦」国家補償請求訴訟・判決 |
著者、公文書発信者など | 東京地方裁判所 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1998.10.9(判決言渡日) |
発行所 | |
ページ | 261 |
出典備考 | 正式名:平成5年(ワ)第5966号、同第17575号 フィリピン「従軍慰安婦」補償請求事件(マリア・ロサ・ルナ・ヘンソン他45名原告ら訴訟代理人弁護士高木健一外18名) |
備考 |
注:サマール島とはダバオ沖にある小さな島サマール島のことである。
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