出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 黒龍江省 黒河市 |
資料にある地域情報 | 満洲の神武屯 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 俺は山県の32連隊へ入隊。それからソ連と旧満州の国境の神武屯で2年半ほどいた。そこには三千人ほどの兵隊がいた。・・・司令部から少し離れた所に30人ほどの慰安婦がいた。軍が管理しているから性病の心配はなかった。それでもアレ好きな人は、自分の配給になった靴下などの物資を売り払って、個人経営の売春宿へ行く。今日は13歳の娘だったとか、今日の女はアレ上手だったとか、部隊へ帰って話していた。性病にかかる、淋病だな。部隊外では遊ぶな、と言われていたから、入院すれば罪人扱いされる。 |
証言者 | 松本三郎 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 山形第32連隊 |
資料タイトル | 戦争聞き歩き 生きてます |
著者、公文書発信者など | 阪野吉平 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2004.7.25 |
発行所 | 新風舎 |
ページ | 341 |
出典備考 | |
備考 | 『満州帝国分省地図』に、黒河街の南に神武屯がある。グーグルマップの黒竜江省北部、アムール河の西岸沿いに黒河市があるが神武屯見えず。上位地名の黒河市でとった。 |