出典種別 | 目撃証言 |
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現在の地域情報 | 黒龍江省 佳木斯市 樺南県 |
資料にある地域情報 | 千振 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 満州にも性を売る女性はいた。「佳木斯にも千振にも勃利にも、関東軍のいるところには必ず、娘子軍、つまりピー屋がありました」宮崎の言う「娘子軍」とは一種の兵隊用語で、日本兵を相手に半ば強制されて性を売る女性のことである。また「ピー屋」とはこれも兵隊用語で、・・・娘子軍と呼ばれたのは多くは中国人や朝鮮人の女性たちであった。 |
証言者 | 宮崎 |
証言者属性 | 満蒙開拓団 |
部隊名 | |
資料タイトル | 満州に消えた分村 秩父・中川村開拓団顛末記 |
著者、公文書発信者など | 山川暁 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1995.12.25 |
発行所 | 草思社 |
ページ | 164 |
出典備考 | |
備考 |
注:旧満州の地図の中には図佳線千振駅の直ぐ西側に「千振街」と記載するものがある。テキサス大学図書館所収の250000分の1の地図にも「千振街」が記載されている。現地図の樺南県中心部に相当する。こちまさこ『1945年夏 満州 七虎力の惨劇』(2008年北星社)では、依蘭事変で七虎力を追われた第二次移民が湖南営に移転し千振村と改名したこと、チブリは七虎力の中国語読みで、開拓団はチブリを千振と命名したなどが記載されている。 テキサス大学図書館所収の地図は次のとおり。 http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/manchuria/txu-oclc-6614368-nl52-6.jpg |