出典種別 | 兵士の回想録等
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現在の地域情報 | 黒龍江省 鶏西市 滴道区 |
資料にある地域情報 | 東安省鶏寧県滴道 |
慰安所があった時期 | 1944年2月 |
記載内容 | 日曜日の休日には、班長、助教、古参兵が交替で外出をするのだろう、時々不在となる。我等初年兵は外出がなく、中隊には酒保もないので、配給される甘味品を楽しみに待つだけである。橋本兵長にこっそり尋ねると、連隊本部近くに慰安所、俗にピイ屋と言うのがあり、内地のいわゆる女郎屋に相当するもので、ピイヤン買いに行くとのこと。外地で部隊が警備地につくと、あとを追って1週間か10日後に開設されるという。満人の婦人を“満ピイ”朝鮮人が“朝鮮ピイ”、少数だが白系ロシア人もいるとのことで、タイムは20分で、下士官は2円50銭、兵は2円とのことであった。別棟には将校向けに日本婦人が接待するのだと話してくれた。 |
証言者 | 宇田元茂 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | 第25師団(符合:国部隊)第14連隊第2大隊第5中隊 |
資料タイトル | 屁っぽこ見習士官の軍隊物語 |
著者、公文書発信者など | 宇田元茂 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1993.12.1 |
発行所 | 私家版(京都府綴喜郡田辺町) |
ページ | 36 |
出典備考 | 注:著者の略歴に「昭和19年2月」「ソ満国境警備第25師団第14連隊第5中隊配属」とある。 |
備考 |
著者の略歴に「昭和19年2月」「ソ満国境警備第25師団第14連隊第5中隊配属」とある。
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