出典種別 | 兵士の回想録等 |
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現在の地域情報 | 黒龍江省 牡丹江市 |
資料にある地域情報 | 牡丹江 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 外出は、引率外出である。・・・私達は牡丹江駅前を見て驚いた。・・・高層建築ではないが、4,5階建ての屋根の先端が尖った建物は内地ではあまり見られない建物で駅前は広く、大きなロータリーになっていて広い道路が東へ向かって伸びている。然し、立派なのは駅前だけだと先輩の古年兵が言っていた。・・・解散になった時、我々は仲の良いグループ4人がいた。竹内上等兵が言った。「いい所へ連れて行ってやるから俺について来い!」それから左手の道路を200メートル位入って右へ少し曲がった所に大きな木製の門があって、その横木に「特殊慰安所」と大書してある。広い道路の両側に平屋の長屋風の建物が何棟も続いて建っている。所どころ広場になっていて中心に「あずまや」がある。そこに4,5人の若い女性がいて「キャーキャー」と騒いでいるのが見える。・・・女たちは勿論日本人もいたが、言葉のアクセントが変だったから韓国人の人や満州の人もいたんではないか。 |
証言者 | 小峰國保 |
証言者属性 | 日本軍兵士 |
部隊名 | |
資料タイトル | 初年兵物語 |
著者、公文書発信者など | 小峰國保 |
公文書宛先 | |
発行日 | 2005.7.20 |
発行所 | 創栄出版 |
ページ | 103-105 |
出典備考 | |
備考 | 現在の地図の黒竜江省南部に牡丹江市がある。 |