出典種別 | 被害証言
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現在の地域情報 | 黒龍江省 牡丹江市 東寧市 |
資料にある地域情報 | 東寧 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 故郷では日本の巡査や軍人が若い女の子を個別調査して連れて行った。実家にもやってきて父親を暴行し、行かないと言い張っていた自分を強制的に連れて行った。行った先は満州の東寧。一般家屋を改造した所だった。軍人の相手をしないと殴られた。中国人はいなかったが、日本人女性が10人居る時も5人の時もあった。主に軍人の酒席で相手をするのが日本人女性で、軍人が気に居れば部屋に連れ込むこともあった。私はお金など見たこともなく、ご飯をくれれば食べた。時々部隊に行って、針仕事をさせられた。毎週日本人医師から梅毒検査を受け、注射もやった。一時は梅毒にかかり歩くのも大変で、今も後遺症がある。そのうち軍高官のミタカに可愛がられ、戦争が終わったら日本で結婚しようと言ってくれ、右腕に「ミタカ」と刺青まで入れた。 |
証言者 | 金ヨンジャ |
証言者属性 | 朝鮮人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | 強制で連れて行かれた朝鮮人軍慰安婦たち4 記憶で書き直す歴史 |
著者、公文書発信者など | 韓国挺身隊問題対策協議会2000年日本軍制奴隷戦犯女性国際法廷韓国委員会証言チーム |
公文書宛先 | |
発行日 | 2001.2.15 |
発行所 | プルピッ |
ページ | 101-112 |
出典備考 | |
備考 |
牡丹江市の東南方向に東寧市がある。ロシアとの国境沿いである。
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