出典種別 | 被害証言 |
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現在の地域情報 | 東北部 地名特定不可能 |
資料にある地域情報 | 満州 |
慰安所があった時期 | |
記載内容 | 花子の姉には婚約者がいたが、日本軍に徴用され、そのため姉も野戦看護婦として志願することになった。そして他に親類もなく花子一人残るのは淋しいので、共に志願した。看護婦学校で1ト月ほど学んだ後、「満州」へ派遣された。そこで10日ほど仕事をしていると、軍医から5,6日軍人の慰問に行くようにと命令をうけた。そこへ行ってみると、慰問とはまさに日本軍人の慰み者になることであった。花子姉妹をはじめ、何人もの朝鮮女性たちがその夜から無理矢理に慰安婦にさせられた。花子も姉もその夜、生まれてはじめて男を知ったのだという。姉はそれから3日目に投身自殺をした。・・・戦争がますます激しくなり、花子たちの部隊は南方方面へ行くことになった。花子と13人の仲間は共に船にのせられ、5,6隻の船隊を組んで出発した。 |
証言者 | 花子 |
証言者属性 | 朝鮮人被害者 |
部隊名 | |
資料タイトル | 琉球慰安婦 天皇制下の闇の性 |
著者、公文書発信者など | 富村順一 |
公文書宛先 | |
発行日 | 1977.10.30 |
発行所 | JCA出版 |
ページ | 78-81 |
出典備考 | |
備考 |