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資料の詳細

出典種別 兵士の回想録等
現在の地域情報吉林省 白城市
資料にある地域情報白城子(チチハルの近く)
慰安所があった時期
記載内容元憲兵隊の上等兵として、終戦まで旧満州(中国東北部)チチハルの近くの白城子にいました。隊は約30人で、隊長は浜田中尉でした。私は朝鮮人慰安婦の係でしたが、慰安所にいく兵隊には名刺大の「証明書」を発行していました。・・・憲兵隊は一般の兵隊にも気づかれないように私服で慰安所などを見張り、翌日、慰安所に行って「証明書」を慰安婦から回収してきました。これは、兵隊が同じ慰安婦とばかり接触すると、軍事機密が漏れたり情が移るのを防ぐためだったのです。ですから、月に2度、同じ慰安婦と遊んだ者は注意しました。当時、慰安所は4~5ヵ所あり、1ヵ所に20~30人の慰安婦がいて、週に1回は軍医が性病検査をしていました。
証言者大宮市 市川一郎 72歳
証言者属性日本軍兵士
部隊名
資料タイトル証言「従軍慰安婦」 ダイヤル110番の記録
著者、公文書発信者など日朝協会埼玉県連合会編
公文書宛先
発行日1995.8.15
発行所日朝協会埼玉県連合会
ページ32
出典備考
備考 『満州帝国分省地図』に、チチハルの南方に「白城子街」がある。テキサス大学図書館公開地図には「洮安(白城子)」と記されている。現在の地図で同所は白城市である。テキサス大学図書館公開地図は次のとおり。
http://legacy.lib.utexas.edu/maps/ams/manchuria/txu-oclc-6614368-nl51-8.jpg
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